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矯正治療中に行うこと
矯正治療を行っている期間は、歯に装置を装着している状態が長くなりますので、装置のまわりに食べカスなどの汚れが残りやすくなります。その結果虫歯や歯周病のリスクが高まるため、ふだん以上に丁寧なブラッシングが必要です。
台東区浅草の矯正専門医院「冨永矯正歯科」では、矯正治療中にもお口の健康を保てるよう、矯正装置を装着した歯の模型を使用してブラッシング指導を行っています。ご自分でしっかり汚れを落とせるよう、正しい磨き方を身につけましょう。
3週間~3ヶ月に一度の通院
治療期間中には、個人差がありますが3週間~3ヶ月に一度のペースで通院していただきます。ご来院時には治療経過を確認しながら、装置の調整などを実施。歯がどれだけ動いているか患者さんにもわかるよう、以前の写真などをお見せしてご説明します。
また、歯科衛生士によるブラッシングがきちんとできているかのチェックと併せ、継続して正しく汚れを落とすためのブラッシング指導を行います。治療効果をしっかり得るには、決められた日時にきちんとご来院いただくことが必要です。治療期間を長引かせないよう、忘れずにお越しください。
治療中の歯のお手入れについて
虫歯・歯周病になりやすい矯正治療中は、ご自宅でのお手入れがとても重要になります。また口にする食べものにも注意が必要ですので、日ごろから気にかけておきましょう。
ブラッシング指導
歯ブラシの種類
歯ブラシにはさまざまな種類・サイズのものがあり、患者さんのお口の状態や装置の種類に合わせて使い分ける必要があります。当院では治療計画に基づき、患者さんに適した歯ブラシをご提案しています。
スパイラルブラシ | 毛先が長くしっかりと腰のあるブラシです。このような特徴を持ったブラシは歯と装置の境目やスプリングなどの複雑で細かな部分の汚れを落とすのに適しています。 | ヘッドうす型ブラシ | ブラシの部分のヘッドがうすくなっている歯ブラシです。歯の表面の奥の方を磨くのに適しています。 | ||
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毛先が長くしっかりと腰のあるブラシです。このような特徴を持ったブラシは歯と装置の境目やスプリングなどの複雑で細かな部分の汚れを落とすのに適しています。 | ブラシの部分のヘッドがうすくなっている歯ブラシです。歯の表面の奥の方を磨くのに適しています。 |
歯ブラシの持ち方
鉛筆を持つようなイメージで軽く持つのがポイントです。強すぎない適度な力でブラッシングできます。ただし力が弱いお子様には、しっかりとグリップしてもらうために強く握っていただくブラシの持ち方を指導させていただく場合もございます。
ブラッシング方法
矯正装置を中心に歯を上と下とで分け、ブラッシングしていきます。歯面に角度をつけて歯ブラシを当て、軽い力で横に往復させて汚れを落します。歯と歯肉の境目に汚れが残っているとい歯周病になりやすいため、境目にしっかり毛先が当たっているのを確認しながらブラッシングしましょう。
一見汚れていないように見えても、歯垢染色剤を使用すると、汚れが残っているのが分かります。
必要に応じて染色を行いブラッシング指導を行います。
~ブラッシングセットをお渡ししています~
当院では、こちらのようなブラッシングセットをお渡ししています。歯に固定するブラケットを用いる治療法の方と、取り外せるマウスピースタイプの装置による治療法の方と2タイプに分け、ブラッシング指導を行います。
注意が必要な食べもの
キャラメル・ガム・お餅など | 粘着性のある食べものは装置にからまりやすく、一度からまると取れにくいため注意が必要です。小さくちぎったりするなどして食べるなど工夫しましょう。 |
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氷・アイスキャンディー・ ナッツ・おせんべいなど |
硬い食べものは装置が外れる原因になることがあります。小さく砕いて食べるなどしてください。 |
色の濃い食べもの |
固定式の装置では、針金を留めるために小さなゴムのリングやゴムを使用して移動させる場合があります。このゴムは日常の食事で少しずつ着色していきますが、カレーなどの色の濃い食べものを食べると一度でかなり着色してしまうことがあります。 調整時には毎回交換しておりますが、お急ぎの場合にはリングの交換のみにも対応が可能です。ご連絡の上でご来院ください。 |