overbite出っ歯・受け口
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出っ歯(上顎前突)
上の前歯や、上の歯列全体が前方に突き出している出っ歯。正式には「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」と呼ばれる歯並びです。おもな症状が上の歯の傾斜である「歯性」のものと、顎の骨の過成長による「骨格性」のものがあり、どちらか一方、もしくは両方の要素が見られることもあります。また下顎が小さいことで上顎前突に見えるケースもあります。
出っ歯の問題は見た目だけではありませんので、矯正治療で改善することが必要です。台東区浅草の矯正専門医院「冨永矯正歯科」では出っ歯になった原因を追求し、一人ひとりに適した治療をご提案します。
出っ歯になる原因
出っ歯になる原因には、以下のものが挙げられます。矯正治療では原因を明確にできていないと、治療後に歯並びが後戻りしてしまうことがあります。当院では、原因の改善も図っていきますのでご安心ください。
- 遺伝的要因
- 口呼吸(扁桃腺・アデノイドによるものなど)
- 「指しゃぶり」「唇を咬む」などの日常のクセ
- 「舌で前歯を押す」「舌を軽く咬む」といった舌の悪いクセ
- 鼻炎(鼻づまり・アレルギー性鼻炎) など
口呼吸や鼻炎については、矯正治療だけでなく耳鼻科での治療も併せて必要になるケースもあります。
出っ歯を放置した場合の弊害
出っ歯を放置すると、以下のような弊害を招きます。お口や全身の健康のため、また見た目をよくするためにも、矯正治療で改善を図りましょう。
- 前歯の2本の間にすき間ができ、すきっ歯になることがある
- ひどいケースでは、上の前歯が4本抜けてしまうこともある
- 口呼吸が長期間続くと口腔内が乾燥して細菌が繁殖しやすくなり、虫歯・歯周病の原因になる
- 歯ぎしりや睡眠時無呼吸症候群の原因になる
- 前歯でものを咬み切れず、胃腸など消化器官に負担がかかる など
治療例
主訴 | 出っ歯 |
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診断名 | 骨格性上顎前突 |
治療開始年齢 | 7歳 |
治療に用いた主な装置 | 可撤式装置(Jumping Plate)とヘッドギアーの就寝時使用で上顎前方成長抑制と下顎前方成長促進。マルチブラケット。 |
抜歯部位 | 非抜歯 |
治療期間 | 9年4ヵ月 保定24ヵ月 |
治療費用 | 施術料715,000円(税込) |
起こりうるリスクと副作用 | ・歯みがきをしないことによる虫歯の発生 ・歯みがきをしないことによる歯周病の罹患 ・歯の移動時の痛み ・歯根吸収 ・リテーナーを使用しないことによる後戻りの発生 |
受け口(反対咬合)
下の歯列に上の歯列が被さっている状態が正しい咬み合わせですが、これが逆になり、上の歯列より下の歯列が前方に出ている状態を受け口と言います。正式には「反対咬合」と呼ばれるものです。
反対咬合には、上顎の成長が不十分だったり下顎が過成長だったりする「骨格性」のものと、「下の前歯が前方に突き出している」「上の前歯が後方に傾斜している」といった「歯性」のものがあります。
受け口は見た目以外にも問題を招くことがあります。気になる方は、台東区浅草の矯正専門医院「冨永矯正歯科」までご相談ください。
受け口になる原因
受け口にかぎらず、矯正治療では原因の追究及び改善も重要になります。ご自分やお子様のクセなども、一度見直されることをおすすめします。
- 遺伝的要因
- 口呼吸(扁桃腺・アデノイドによるものなど)
- 「下顎を突き出す」などの日常のクセ
- 舌で下の前歯を押す」「舌を軽く咬む」といった舌の悪いクセ など
放置した場合の弊害
- 下の前歯や歯ぐきを支える顎の骨に負担がかかり、歯がグラついてくることがある
- 下顎が前方に突き出すような骨格になると、治療が難しい「骨格性反対咬合」になることがある
- 前歯でものを咬み切れず、胃腸など消化器官に負担がかかる など
治療例
主訴 | 受け口 |
---|---|
診断名 | 骨格性下顎前突と叢生 |
治療開始年齢 | 25歳 |
治療に用いた主な装置 | マルチブラケット装置 |
抜歯部位 | 上下顎左右第二小臼歯 |
治療期間 | 動的治療24ヵ月 保定24ヵ月 |
治療費用 | 770,000円(税込) |
起こりうるリスクと副作用 | ・歯みがきをしないことによる虫歯の発生 ・歯みがきをしないことによる歯周病の罹患 ・歯の移動時の痛み ・歯根吸収 ・リテーナーを使用しないことによる後戻りの発生 |