crowding叢生・過蓋咬合

八重歯(叢生)

八重歯(叢生)

歯が重なり合ってデコボコに生えている歯並びを、叢生(そうせい)と言います。別名、「乱ぐい歯」とも呼ばれます。日本ではチャームポイントともとらえられる八重歯も、実は叢生の一種です。

叢生は見た目が気になるだけでなく、さまざまな弊害を招きます。気になる方は、お早めに台東区浅草の矯正専門医院「冨永矯正歯科」までご相談ください。

叢生になる原因

叢生の治療は原因追求から始め、歯並びはもちろん原因の改善も図ります。

  • 顎の大きさと歯の大きさがアンバランスである
  • 片方の親から小さな顎を、もう片方の親から大きな歯を受け継いだなど遺伝的要因
  • 顎の発育が不十分である
  • 乳歯が虫歯になって早期に抜け、永久歯が正しく生えそろわなかった
  • 舌を咬む」「指を咬む」などの日常のクセ など

放置した場合の弊害

「八重歯」なども、見た目を気にしなければいいというものではありません。さまざまな弊害を防ぐために、早めに改善しましょう。

  • 咬み合わせが悪く食べものをきちんと咬めない
  • ブラッシングしにくいことでお口に汚れが残り、虫歯・歯周病のリスクを高める
  • 歯周病の悪化によって歯を支える顎の骨が薄くなると、インプラント治療が受けられない
  • 歯並びの乱れから、失った歯の両隣を支台にして連なった人工歯をかけるブリッジ治療ができない など

治療例

治療例 治療例
主訴 歯並びがでこぼこしている
診断名 叢生 骨格的な問題はなし
治療開始年齢 28歳
治療に用いた主な装置 マルチブラケット装置とホールディングアーチ
抜歯部位 上下顎左右第一小臼歯
治療期間 動的治療18ヵ月 保定24ヵ月
治療費用 825,000円(税込)
起こりうるリスクと副作用 ・歯みがきをしないことによる虫歯の発生
・歯みがきをしないことによる歯周病の罹患
・歯の移動時の痛み
・歯根吸収
・リテーナーを使用しないことによる後戻りの発生

深い咬み合わせ(過蓋咬合)

深い咬み合わせ(過蓋咬合)

歯を合わせたとき、下の歯列を上の歯列が適度に被さっているのが正常な咬み合わせです。それに対して咬み合わせが深く、上の歯列が下の歯列をほとんど覆っている状態を「過蓋咬合(かがいこうごう)」と言います。

過蓋咬合は「食べものをしっかり咬めない」ほかさまざまな弊害を招くため、矯正治療で改善することをおすすめします。気になる方は、台東区浅草の矯正専門医院「冨永矯正歯科」までご相談ください。

過蓋咬合になる原因

過蓋咬合にかぎらず、歯並びが乱れるのには原因があります。その原因を改善しなければ、治療後に後戻りしてしまうため、歯並びと併せて改善することが必要です。

  • 骨格・歯の異常など遺伝的要因
  • 虫歯などで奥歯を抜いて放置し、咬み合わせが低くなった
  • 咬みしめ」「下唇を咬む」「頬杖をつく」といった日常のクセ  など

放置した場合の弊害

過蓋咬合は一見わかりにくいケースもありますが、咬み合わせが乱れている状態です。放置するとさまざまな問題を招きます。

  • 下の歯が上顎の内側に当たり、歯の根元や歯ぐきを傷つけることがある
  • 咬み合う力が強すぎるため、前歯がすきっ歯になる
  • 歯周病になりやすい
  • 顎関節に負担がかかり、「口を開けにくい」「顎関節がカクカク鳴る」などの症状を招く顎関節症の原因になる など

治療例

治療例 治療例
主訴 咬み合わせが深い
診断名 過蓋咬合
治療開始年齢 16歳
治療に用いた主な装置 マルチブラケット装置、保定にbite plate
抜歯部位 非抜歯
治療期間 動的治療14ヵ月 保定28ヵ月
治療費用 770,000円(税込)
起こりうるリスクと副作用 ・歯みがきをしないことによる虫歯の発生
・歯みがきをしないことによる歯周病の罹患
・歯の移動時の痛み
・歯根吸収
・リテーナーを使用しないことによる後戻りの発生
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